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心理的安全性とは?チームの成長を支える本当の意味と高め方
先日の記事では、人の管理に関する経営者アンケートにおいて、皆さんが従業員の「心理的安全性」を重視しておられるということをご紹介しました。 心理的安全性という用語は、人事や組織マネジメントのエリアではすっかり定着した印象が […]
―人が育つチームは、なぜ強いのか―
「タスク管理が得意な人/苦手な人がいる」
職場ではよく聞く言葉です。
でも私は、タスク管理の得意・不得意を個人の能力だけで説明しきるのは、もったいないと思っています。
それは、その人の性格やスキルの差だけでなく、経験の積み方や、任され方、相談のされ方に大きく左右されるからです。
今日は、チームを強くするための「人の育ち方」の話をします。
オフィスドッグは、根拠あるフィードバックを実現します
日々の行動データが自動で見える化され、成長度や課題が一目で把握可能。次に何を伸ばすべきかも明確になり、ズレのないフィードバックが自然にできるようになります。

目次
どんな仕事も、最初は正直「わからないことだらけ」です。
やり方や優先順位、どこまでやれば合格なのか。
頭では理解できても、なかなか腹落ちしないものです。
だから人は現場で、
こうした経験を繰り返しながら、自分なりの判断軸をつくっていきます。
タスク管理がうまい人というのは、
「もともと能力が高い人」というより、
判断軸が育つ経験をきちんと踏んできた人なのだと思います。
逆に言えば、判断軸が育つ機会が少なければ、誰でもタスク管理は苦手になります。
任されることが増えると、人は単純にうれしくなります。
これは、仕事の内容に関係なく起きる感情ではないでしょうか。
なぜなら、「任される」という行為には、
が含まれているからです。
「あなたに頼みたい」
「あなたが必要です」
任せるという行動そのものが、こうしたメッセージを伝えています。
つまり任されることは、チームとのつながりを感じる瞬間でもあるのです。
チームの力を最大化したいのであれば、
メンバーが成長を実感できる場面を増やす必要があります。
その中核になるのが、次の2つです。
任されることで、人は一歩前に出ます。
しかし、任されっぱなしの状態が続くと、不安や混乱が増えてしまいます。
そこで「相談」が入ると、
こうした点を一緒に整理できます。
私は、相談は甘えではなく「課題を言語化するための技術」だと考えています。
任される → 相談する → 課題が見える → 修正する → できるようになる
この循環が回り始めると、人は一気に成長していきます。

チームが強いというのは、
「今いるメンバーが優秀」であることだけでは成立しません。
仕事は必ず変わりますし、
環境や顧客、求められる価値も常に更新されていくからです。
そのときに必要なのは、
チームが成長し続ける仕組みを持っているかどうかです。
こうした土壌があるチームでは、人が育ちます。
そして、人が育つからこそ、チームは強くなります。
反対に、人が育たないチームは、
どれだけ今の成果が良くても、いずれ伸び悩みます。
属人化が進み、挑戦が止まり、変化に弱くなってしまいます。
タスク管理が苦手な人を見ると、
つい「管理能力が低い」と片づけてしまいがちです。
しかし本当は、
こうした点を見るほうが、解決に近づきます。
タスク管理は、確かに能力の側面もあります。
ただそれ以上に、チームの育て方の結果として表れることが多いと感じています。

任せることは、信頼を渡すこと。
相談することは、課題を言語化すること。
課題が見えるから、成長が起きる。
そして、成長が起きるチームだけが、強くなる。
もし今、あなたのチームに
「人が育たない」
「タスク管理がうまく回らない」
という空気を感じているなら、
それは個人の能力を責める前に、
任され方や相談の仕組みを見直すサインかもしれません。
人は、任されたときに前に出て、
相談できたときに大きく伸びます。
私はそう信じていますし、そういうチームを増やしていきたいと考えています。
看護師として約20年の臨床経験を積んだ後、専門職が活躍できる環境づくりを志してアステッキホールディングス株式会社に参画。2022年に取締役COOに就任し、2024年より代表取締役COOを務めている。
看護師として約20年の臨床経験を積んだ後、専門職が活躍できる環境づくりを志してアステッキホールディングス株式会社に参画。2022年に取締役COOに就任し、2024年より代表取締役COOを務めている。
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