業務集計・分析グラフの活用ガイド
従業員向け
管理者向け
このページでは、日常業務の実績データがどのように集計・可視化されるか、そして各グラフをどのように経営や業務改善に活かすかについて詳しく解説します。
データの構造と絞り込み
すべてのグラフは、以下の軸でデータを切り出して分析することができます。
- カテゴリー(3階層):大カテゴリー ➡ 中カテゴリー ➡ 小カテゴリーへと深く掘り下げて分析できます。
- タグ:カテゴリーとは別に設定した属性(クライアント名、プロジェクト名など)で横断的に集計できます。
1.カテゴリーの割合(円グラフ)
集計したカテゴリーごとの業務時間を円グラフ化します。

グラフの見方と活用ポイント
「何に」時間を使っているか一目で把握
組織全体やチーム、個人が、どの業務にどれだけの時間を割いているか、その割合(%)が直感的にわかります。
業務配分の最適化
「思ったよりも間接業務に時間を取られている」「コア業務への注力度が低い」といった現状の偏りに気づくことができます。
ドリルダウン分析
画面上の大カテゴリーのグラフをクリックすると、中カテゴリー、小カテゴリーへとグラフが切り替わり、より詳細な内訳を分析できます。
2.各カテゴリーの時間の配分(棒グラフ)
集計したカテゴリーごとの具体的な業務時間を棒グラフ(タイムライン形式)で表示します。

グラフの見方と活用ポイント
具体的な「稼働時間」を定量的に把握
割合(%)ではなく、具体的な「時間・分」として業務量を把握できます。これにより、より実効性の高い改善計画が立てられます。
ボトルネックの特定(小カテゴリー分析)
小カテゴリーまで掘り下げて棒グラフを見ることで、「セミナー撮影準備」の中の「資料作成」に特に時間がかかっている、といった具体的な時間の使いすぎ(ボトルネック)を特定できます。
工数・人件費原価の算出基礎に
ここで集計された時間は、そのままサービス別・クライアント別の正確な人件費原価を算出するための基礎データとなります。
3.期間における時間の推移(折れ線グラフ)
集計したカテゴリーごとの業務時間の推移を折れ線グラフで表示します。

グラフの見方と活用ポイント
業務量の増減トレンドを把握
特定の業務が時間とともに増えているか、減っているか、そのトレンド(傾向)を把握できます。
繁忙期の予測とリソース配置
「毎年12月はイベント関連の業務が急増する」といった季節変動を読み取り、事前の人員配置や計画策定に活かせます。
業務改善の効果検証
RPA導入やフロー見直しを行った業務の時間が、実施後に右肩下がりになっているかを確認し、改善活動の効果を定量的に検証できます。
4.期間における割合の推移(積み上げ面グラフ)
集計したカテゴリーごとの業務割合の推移を100%積み上げ面グラフで表示します。

グラフの見方と活用ポイント
業務バランスの「変化」を可視化
全体を100%とした時の、各業務の占有率(バランス)が時間とともにどう変わったかがわかります。折れ線グラフでは見えにくい「相対的な変化」に気づけます。
戦略的な注力度の確認
「今月は新規開拓に注力する」という戦略に対し、実際に新規開拓業務の面(割合)が拡大しているかを確認し、戦略と実態の整合性をチェックできます。
組織の「多能工化」の進捗確認
特定のスキルが必要な業務の面が、これまで担当していなかったチームでも現れ始めているかを確認し、マルチスキル化(多能工化)の進捗を測れます。
5.タスク一覧
集計期間内のすべてのタスク詳細をリスト形式で確認できます。

機能と操作のポイント
全タスクの網羅的な確認
グラフの元データとなるすべてのタスクの、具体的な内容、実施時間、割合を確認できます。
データのダウンロード機能(CSV / Excel)
・画面右上の「ダウンロード」ボタンから、集計・絞り込みされたタスク一覧データをCSVファイルまたはExcelファイル形式でダウンロードできます。
・社内報告用の資料作成や、自社の基幹システム・会計ソフト等へ取り込んでの二次利用(原価計算や分析)に活用いただけます。
カテゴリーの事後修正
「間違ったカテゴリーで計測してしまった」「タグを付け忘れた」といった場合、この画面からタスク単位でカテゴリーやタグを後から変更できます。修正内容は即座にグラフに反映されます。
異常値の特定と詳細確認
グラフで「異常に時間がかかっている業務」があった場合、この一覧で該当するタスクを特定し、メモ内容などを確認して原因を深掘りできます。
